子供は自宅で高齢両親の面倒を見るべき：フンセン首相

＜写真：Khmer Times＞

フンセン首相は「全ての子供たちが高齢になった両親の面倒を自宅で見続けることを奨励する」として、両親を高齢者ケアセンターに入居させずに、自宅で面倒を見るように呼び掛けた。

同首相は7日にプノンペンで行われた王立司法学院の卒業式で、学生約2000人を前に同発言をした。

カンボジアには高齢者を尊重する伝統と習慣があり、同首相は「親は家庭の神である」という仏陀の思想を繰り返し伝え、伝統と習慣を守ることを呼び掛けた。

同首相によると、家庭で両親の面倒を見ることが将来起こり得る人口高齢化の影響に対する解決策の一部である。

カンボジアでは日本が経験した高齢者増加と若年層減少といった人口に対する懸念が表明されており、同首相が解決策として自宅介護に言及した。

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