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<写真:Khmer Times>
日本貿易振興機構(JETRO)の報告書によると、カンボジアの対日本輸出額は今年1〜7月の間で前年同期比4.3%増の10億9000万ドル(約1607億2268万円)に達した。
一方で、カンボジアは日本から前年同期比1.2%減となる2億9600万ドル(約436億4372万円)相当の商品を輸入している。
同期間における主要な輸出品は、衣料品、鞄、履物、家具、化粧品、紙・事務用品、皮革製品であり、主要な輸入品は機械、自動車、電子機器、家具、布地、プラスチックであった。
カンボジアは日本を優先的な貿易相手国と位置づけており、最近、二国間自由貿易協定(FTA)に関する協議を開始した。
また、カンボジアと日本は包括的戦略的パートナーシップの新たな段階に進んでおり、日本からの投資誘致やカンボジア製品の国際市場への拡大が期待されている。
カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭は「主要な貿易相手国とのFTA締結は、カンボジア製品の市場参入を促進し、経済発展や雇用創出に寄与するであろう。RCEPとAJCEPの枠組みの下でのカンボジアの対日輸出増加は明らかであり、FTA締結によってさらなる発展が期待される」と述べた。
カンボジアは他国ともFTA交渉を開始しており、インド、ユーラシア経済連合(EAEU)、カナダ、ラテンアメリカ諸国との協定締結を目指している。
2022年のカンボジアと日本の二国間貿易は24億5000万ドル(約3611億3735万円)であり、カンボジアの対日本輸出額は前年比10.5%増の19億3000万ドル(約2845億2156万円)であった。
一方、日本からの輸入額は前年比11.2%減の5億1500万ドル(約759億2155万円)となっている。
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