プノンペンのKTVで取り締まり、外国人91人を拘束

プノンペンのKTVで取り締まり、外国人91人を拘束
2023年10月11日 11時12分 公開
プノンペンのKTVで取り締まり、外国人91人を拘束

<写真:Khmer Times>

 

プノンペン警察は7日、反麻薬局と連携してKTVで大規模な取り締まりを行い、女性39人を含む外国人91人を拘束した。

 

この取り締まりチームは反麻薬局とプノンペン市警の専門部隊で構成されており、反麻薬局のKhoeung Sarath局長の指揮のもと、現場から5kgの麻薬を押収している。

 

反麻薬局によると、取り締まりは ドンペン区チャットモック町のKTV「BOEING」で行われた。

 

この取り締まりにより中国人、ベトナム人、シンガポール人、ネパール人、フィリピン人などの国籍の人々が拘束されており、反麻薬局は麻薬密売の首謀者を逮捕するため、容疑者全員を尋問し、証拠を集めている。

 

国家警察副署長のMok Chito将軍は「我々は麻薬王や他の犯罪関係者、特に不動産の所有者についての手がかりを求め、この事件を解明しようと努力している」と述べた。

 

また、Chito将軍によると、拘留者には薬物検査が行われ、陽性反応が確認された場合は強制送還、陰性反応が確認された場合は教育を実施し、通常通りのビジネスが許可される。

 

逮捕された外国人には、投資家やKTVオーナー、ビジネスマン、業者などが含まれている。

 

ドンペン区警察のTeang Chansar署長によると、今回の取り締まりはKTVがライセンスを持っているか、また、当局が定めた規則に従って営業しているかを確認するために行われたものである。

 

KTVには10部屋があり、賭博や薬物乱用が行われていた複数の部屋では家宅捜索が行われた。

 

裁判所はこのKTVが犯罪者の隠れ家として利用されていたかどうかの判断を行う予定である。

 

 

 

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