カンボジアで犬食が増加、CMAC事務局長が禁止法令を提案

カンボジアで犬食が増加、CMAC事務局長が禁止法令を提案
2024年01月11日(木)11時33分 公開
カンボジアで犬食が増加、CMAC事務局長が禁止法令を提案

<写真:khmertimeskh.com>


カンボジア地雷処理センター(CMAC)のヘン・ラタナ事務局長は、イヌ肉の食用を禁止し、違反者に罰を科す法律の制定を提案した。

 

同事務局長によると、カンボジアには古くからイヌ肉を食べないという伝統があるが、近年になって特に若者の間でイヌ肉を食べる人が増加している。

 

同事務局長は公衆衛生のリスクとして、年間約200万〜300万匹の食用犬が殺され、すべての屠殺場が無許可であることを指摘した。

 

また、この問題がカンボジアの美しい伝統を破壊し、社会の士気に深刻な影響を与え、一部の国際観光客がイヌ肉ビジネスのネガティブな側面のためにカンボジアを訪れたくないと考えているという。

 

同事務局長は韓国がイヌ肉の消費を禁止する法律を制定したことを称賛し、カンボジアも同様の法律を制定して動物と食品を管理する関連省庁が実施を担うことが可能であると主張している。

 

同提案はカンボジアにおけるイヌ肉の食用が増加している状況に対する懸念を反映しており、公衆衛生と動物福祉の観点から重要な意味を持つ。

 

 

 

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