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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア観光局(CTB)は2025年12月27日、中国系旅行予約大手Trip.comグループとの間で合意していた観光広告活動について、双方の合意に基づき一時停止すると発表した。
当初、広告は2025年9月から2026年3月まで実施される予定であったが、適切な時期に改めて実施される方針である。
この広告活動は「カンボジア・中国観光年2025」の一環として企画されたものであり、プロモーション目的に限定されており、個人情報の取り扱いは一切含まれていない。
CTBは「個人情報を収集、利用、保管、共有した事実はない」と明確に否定している。
今回の広告停止は、Trip.comとの連携や中国市場との観光協力そのものを見直す動きではなく、関係者は「ビジネス上の通常の調整」と説明している。
中国人観光客のカンボジア訪問については、今後もTrip.comのプラットフォームを通じて継続すると見込まれている。
中国からの観光客は、新型コロナウイルスによって打撃を受けた観光業の回復において重要な役割を果たしている。
2025年1〜11月期の中国人来訪者数は約110万人で、前年同期比43.5%の増加となり、ベトナムに次ぐ第2の訪問国となった。これは、全体の訪問者の21%を占める割合である。
カンボジア政府は、2025年に中国人観光客の訪問者数を200万人超とする目標を掲げており、観光関連事業における人民元の使用容認、サービス品質の向上、プロモーション強化など、さまざまな施策を進めている。
広告活動の一時停止にもかかわらず、観光関係者は中国市場におけるカンボジアの競争力は引き続き高いとの見解を示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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