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<写真:Khmer Times>
世界食糧計画(WFP)が2023年12月に発表した報告書の中で、米と食料品、肉の価格が若干低下したというデータが発表された。
同報告書は平均的なカンボジア人が1日に何を食べるかを調べたもので、混ぜご飯、雷魚、豚肉、アヒルの卵、植物油、サツマイモ、アサガオといった主要食材が含まれている。
試算によると、基本的なフードバスケット(BFB)のコストは前月比3.6%減の1人当たり1ヶ月11万2100リエル(約4052円)である。
農村部の市場では都市部の市場に比べて、食料コストが3.9%下落してより手ごろになった。
しかし、より長い期間で見ると、平均的な食料バスケットのコストは2.9%上昇し、食料はより高価になっている。
前年比で最も値上がりしたのは、米とカボチャ、ヒョウタン、トマト、その他いくつかの野菜である。
米価は昨年より32.7%上昇したが、アヒルやアサガオ、豚肉、魚といった人気食品の値下がりによって相殺された。
アヒルの卵は前年比4.4%、アサガオは9.8%値下がりし、前月比でも8.9%、7.5%の値下がりとなった。
植物油と豚肉、雷魚も値下がりし、植物油は前年比17%減、前月比1.7%減、豚肉は前年比10%減、前月比2.8%減となった。
漁期が2023年10月から始まり、12月の雷魚価格は前月比で5.5%下落した。
大半の地域で食品価格が下落したが、都市部では例外的に米とサツマイモが値上がりしている。
コンポット州サマキ市場のBFB平均は31.5ドル(約4650円)で、全国平均より15%高く、トボンクムン州ソウン市場は23.1ドル(約3410円)で、全国平均より15%低かった。
全国平均を上回る価格乖離、特に10%以上の価格乖離は、主に都市部の市場で観察された。
一般的なカンボジア人は物価の下落を歓迎しており、ブルーカラー労働者にとっては特に有益であったと見られる。
農林水産省農業販売局(AMO)のデータによると、2023年12月に非熟練労働者の全国平均賃金は前月比1.4%の微減を示し、1日あたり3万6300リエル(約1312円)に下落した。
しかし、未熟練労働者の所得は前年比3.7%増加している。
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