破れたドル紙幣の交換手数料、首相が廃止を要請

破れたドル紙幣の交換手数料、首相が廃止を要請
2024年07月22日(月)00時00分 公開
破れたドル紙幣の交換手数料、首相が廃止を要請

<写真:Khmer Times>

 

19日朝、フン・マネット首相はカンボジア国家銀行(NBC)のチア・セレイ総裁に対し、軽微に損傷したドル紙幣の交換手数料を廃止に向け、民間銀行と協力するように要請した。

 

同日朝に行われた式典で、同首相は軽微に損傷したドル紙幣を利用する際の困難について報告を受けていることを明らかにした。

 

例え僅かであっても破れた紙幣では、取引先で受け入れられず、銀行で交換しなければならない。そして、その際に手数料が発生するという問題がある。

 

同首相は「これは大きな問題ではないかもしれないが、外国人観光客が不快に感じる原因となり、観光のホスピタリティ向上の一環として改善が必要である」と述べている。

 

同首相はチア・セレイ総裁に対し、即座に民間銀行と連携して、軽微に損傷したドル紙幣の交換手数料を廃止する新しい政策の策定を始めるように求めた。

 

1990年代以来、カンボジアでは米ドルとカンボジア・リエルの両方が大半の取引で受け入れられている。

 

 

 

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