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<写真:Khmer Times>
ベトナム・ホーチミン市の銀行に勤務する人物が、カンボジアの犯罪者を雇って顧客の口座をハッキングし、80億ベトナムドン(約4859万円)を窃盗したとして逮捕された。
逮捕されたのは、ルオン・ホアン・ザー(33)とカンボジア人共犯者タン・チェン・クン(37)であり、26日にホーチミン市で拘束された。
あるベトナム人女性が、銀行から最近貸し付けられた80億ベトナムドン(約4859万円)が口座から消えたと警察に報告した。
調査の結果、資金は複数の偽の住所を使用した個人口座に転送されていたことが判明した。
ザーはホーチミン市ゴーバップ支店のクレジット部門に所属しており、女性の融資を直接支援していたが、その際に疑わしい行動を見せていたという。
警察が資金の流れを追跡した結果、ホーチミン市内でバイクに乗っているタンを逮捕した。
ザーは女性が技術に詳しくないことを利用して銀行口座を開設する際に、ログイン情報とパスワードを盗み取ったと供述している。
その後、ザーはカンボジアの犯罪組織と連絡を取り、12億ベトナムドン(約729万円)の報酬を約束してタンに協力を依頼した。
容疑者らは資金を引き出し、複数の銀行間で資金を転送して痕跡を隠そうとした。タンは取引が完了した後、証拠隠滅のため携帯電話を運河に投げ捨てたと供述している。
当局は複数の銀行口座を凍結し、盗まれた金額のうち約30億ベトナムドン(約1822万円)を回収することができた。現在も捜査が進行中である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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