おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
カンボジア・シェムリアップ州で54歳の仏教僧侶が還俗させられ、3歳の女性を強姦・殺害した容疑で逮捕された。
容疑者は遺体を田んぼに遺棄したとされている。
事件はシェムリアップ州スヴァイルー郡トラピアング・クテアス村のプラサート・サンケ・シン寺院で発生した。
同郡警察副署長のヴォン・サヴェス氏によると、容疑者は仏教僧侶のナン・サムニェンであった。
サムニェンは以前、パイリン州での薬物使用および密売の罪で3年間服役していた。
2023年に釈放された後、シェムリアップ州に移り、事件の現場となった寺院で僧侶としての生活を始めた。
10月26日午前9時ごろ、被害者の両親であるドゥン・ディ氏(25)とその妻チン・サラン氏は農作業に出かけ、10歳の長女に3歳の双子の妹たちを寺院へ連れて行くように依頼した。
その際、サムニェンは3人の少女に映画を自分の携帯電話で観るように誘ったという。
警察によると、サムニェンは映画を観ていた少女たちのうちの1人を部屋に誘い込み、性的暴行を加えた後に殺害した。
その後、遺体を部屋に隠し、最終的に寺院近くの田んぼに遺棄したとされる。
午前10時頃、残りの2人の少女はサムニェンに電話を返した際、妹の行方を尋ねたが、サムニェンは知らないと答えた。
少女たちは帰宅し、正午頃に帰宅した両親に状況を報告した。両親はすぐに警察と近隣住民に通報し、捜索が開始された。
2日後、少女の遺体が田んぼで発見された。
警察の検視によれば、被害者は絞殺され、性的暴行を受けたとされる。
シェムリアップ州刑事警察の調査の結果、サムニェンが容疑者として特定され、10月29日に自白のもと逮捕に至った。
現在、サムニェンはシェムリアップ州警察本部にて一時拘留され、さらなる捜査と法的手続きが進められている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。