カンボジア・イスラム評議会議長の息子、1歳含む未成年強姦で逮捕

カンボジア・イスラム評議会議長の息子、1歳含む未成年強姦で逮捕
2024年10月17日(昨日)00時00分 公開
カンボジア・イスラム評議会議長の息子、1歳含む未成年強姦で逮捕

<写真:Khmer Times>

 

10月15日、カンボジアのイスラム教最高評議会議長の息子であるカマルティン・スハイミ氏が、プノンペンの学校寮で1歳児を含む未成年少女4人を強姦した容疑で逮捕された。

 

警察の取り調べに対してスハイミ氏は容疑を否認し、責任を回避している。

 

取り調べ後に、検察は警察に対してスハイミ氏の拘留と裁判所への送致を許可し、法的手続きを進める方針である。

 

事件はプノンペン・ルセイケオ区にあるマドラサ・アンニマン・アルイスラミヤン・アルサナイヤ学校に通う少なくとも4人の少女が性的暴行を受けたとの告発に基づいている。

 

被害者の4人はそれぞれ、1歳と2歳、13歳、14歳であったという。

 

13日にアングルット・メディアの投稿によって告発が広まり、被害者は6人に上る可能性があるとされている。

 

これに対し、スハイミ氏の父であるソス・カムリ議長は「噂にすぎない」と息子の無実を主張し、当局に徹底的な捜査を求めた。

 

カムリ氏は「息子に何度も確認したが噂されているような罪は犯していないと断言している。被害者に正義を提供するためにも真相解明を支持する」と述べている。

 

一方、同校の運営側は事件について声明を発表し、スハイミ氏が学校の女子寮で公衆衛生と秩序を担当する責任者であったことを認めつつ、性的暴行の事実は否定した。

 

児童がスハイミ氏による不適切な言動を報告したというが、同校は一部の児童が政治的な意図で事件に巻き込まれているとの見解を示している。

 

現在、児童たちは通常通り授業を受けており、一部が家族の元を訪れるための許可を求めているという。

 

 

 

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