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<写真:Khmer Times>
カンボジア証券取引所(CSX)は、2024年の1日平均取引額が2023年比で35%減少したことを発表した。
同取引所が15日に公開した「2024年市場状況および2025年戦略計画」によれば、2024年の1日平均取引額は約13万3963ドルとなった。
一方で、国内投資家の参加が堅調に増加していることも明らかになった。
1日平均取引量は10万1843株で、そのうち93%が国内投資家による取引であった。
また、新規取引口座の開設数は前年比26%増の1万2745件となり、2024年末時点での総アクティブ口座数は5万8394件に達した。
2024年には新たに2社が社債を上場し、上場企業数は23社(株式上場11社、社債上場12社)となった。同取引所は投資家の信頼構築を優先課題として引き続き取り組む方針である。
CSXは2024年の市場環境について「投資家にとって必ずしも好条件ではなかった」としつつも「現在の株価下落は割安な水準で株式を購入する好機であり、将来の利益を狙うチャンス」との見解を示した。
また、2025年については「投資家にとって黄金の機会」となる可能性があると強調している。
同取引所は2025年の目標として、1日平均取引額を約30万米ドルに倍増させること、新規口座を1万5000件追加すること、上場企業数を最低6社増加させることを掲げている。
CSXは2012年に取引を開始し、カンボジア政府(55%)と韓国取引所(45%)の合弁事業として運営されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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