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<写真:Khmer Times>
カンボジア駐日大使の植野篤志氏は、カンボジアの社会的安定、安全保障、そしてポジティブな発展について、日本の市民や観光客、ビジネスコミュニティに広く伝えることに尽力する考えを示した。
これは、観光相ホット・ハク氏が日本国内でカンボジアの観光地や現状を積極的に宣伝し、より多くの日本人観光客を誘致するよう求めたことを受けたものである。
観光省によれば、ホット・ハク氏と植野大使は、2025年に大阪で開催される「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」を通じて、両国間の観光ポテンシャルを強化するための意見交換を行った。両者は特に以下の点について議論を深めた。
- 両国間の直行便設立
- 観光業界の相互交流を目的としたファムトリップ(視察旅行)の企画
- 共同プロモーション動画の制作
これらの取り組みは、観光機会の認知拡大を目指し、両国間での旅行商品の販売を促進することを目的としている。
「大阪・関西万博」は2025年4月13日から10月13日までの開催が予定されており、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに約2800万人の来場者が見込まれている。
日本外務省によれば、2024年12月時点でカンボジアを含む158カ国・地域・国際機関が参加を表明しており、国際的な交流と観光促進の場となることが期待されている。
カンボジア観光省のフン・ダニー報道官兼国務秘書は、観光相が関係省庁や民間セクター、特に在カンボジア大使館と連携し、外国人投資家や観光客を誘致する取り組みを進めていると述べた。
また、ダニー氏は平和と安全が外国人観光客が安心してカンボジアを訪れるための重要な要素であると指摘した。
2024年にはカンボジアを訪れた国際観光客が670万人に達し、前年比23%の増加を記録しており、2025年にはさらに700万人の国際観光客の誘致を目標としている。
さらに、カンボジア大使館とASEAN日本センターが協力し、2025年2月21日に東京のカンボジア大使館で「カンボジアフードショー」を開催する予定である。
このイベントでは、クメール料理やカンボジア製品のプロモーションを通じ、輸出入活動を促進し、カンボジアの食文化外交を進めることが目的とされている。
経済外交戦略の一環として、両国間の交流をさらに深める契機となることが期待されている。
カンボジアと日本の観光促進に向けたこれらの取り組みは、両国間の観光産業の発展を支え、持続可能な成長への道筋を示すものである。
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