大麻・覚醒剤の郵送を試行、プノンペンで外国人2人逮捕

大麻・覚醒剤の郵送を試行、プノンペンで外国人2人逮捕
2025年03月07日(金)00時00分 公開
大麻・覚醒剤の郵送を試行、プノンペンで外国人2人逮捕

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア・プノンペン裁判所は3月5日、英国人とカナダ人の2人を、ギリシャへの薬物密輸を試みた容疑で起訴・拘束した。

 

2人は2月17日、プノンペンの郵便局で、大麻やコカイン、クリスタル・メタンフェタミン(覚醒剤)を含む約10kgの薬物を発送しようとしていた。

 

裁判所の文書によれば、被告はカナダ国籍のクリストファー・モーリス・ルミュー(41)と、英国国籍のネイサン・センプソン(39)である。

 

2人はカンボジアの薬物管理法第40条に基づき、薬物の所持、密輸、輸送の罪で起訴されており、有罪となれば最低でも20年の禁錮刑が科される可能性がある。

 

内務省内部治安警察局のニム・ソブタ副局長によると、両被告は2月17日、7マカラ区のボエンプラリット郵便局を訪れ、3箱の荷物をギリシャ宛てに発送しようとした。

 

郵便局の職員が荷物をスキャンしたところ、結晶状物質や粉末、大麻の包みが隠されているのを発見し、警察へ通報を行った。

 

捜査の結果、9.5gの大麻、12.8gのコカイン、127.6gのクリスタル・メタンフェタミンが押収された。

 

その後、警察は2月27日、ボンケンコン地区のアパートを捜索し、両被告を逮捕した。

 

パスポートや薬物関連の物品も押収され、2人は裁判を待つ間、拘置所に収監されている。

 

 

 

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