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<写真:Khmer Times>
カンボジア文化芸術省は、結婚式で広く行われている「シヴァ・リンガム」儀式について、クメール伝統に反するとして中止を求めた。
同省は、この儀式がカンボジアの婚礼における正式な慣習ではなく、歴史的な証拠に基づかないものであると指摘している。
3月6日午後に発表された声明によれば、シヴァ・リンガム儀式は古代の王にとって重要な宗教的儀式であった。
この儀式は通常、寺院の中心部やシヴァ神に関連する聖地で執り行われ、高位のバラモン僧がシヴァ・リンガムを崇拝し、神とのつながりを求めるものであった。
また、精神的な浄化や力と繁栄の恩恵を祈る目的もあったという。
文化芸術省は「この儀式がカンボジアの婚礼で実施されていたという歴史的な根拠はなく、新郎新婦に幸福をもたらすものではない」と強調している。
そのため、婚礼関係者や僧侶をはじめとする関係者に対し、誤った慣習の継続を避け、クメール伝統から逸脱しないように呼びかけた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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