おすすめのプロモーション

<写真:Khmer Times>
カンボジア内務省入国管理総局のソク・ヴェアサナ局長は5月31日、2025年に入ってから現在までに、中国で人身売買の被害に遭ったカンボジア人女性146人を救出し、本国に帰還させたと発表した。
被害者となった女性の多くは、中国人男性との結婚を仲介するとの名目で現地ブローカーに騙され、中国へ連れて行かれていた。
恋愛関係を装って接近し、知り合ってからわずか1週間程度で出国した例も多く、最終的には強制的な結婚に巻き込まれていたとみられる。
カンボジアの入国管理当局は人身売買防止を目的に、国外に出国する自国民、特に女性に対する渡航目的の確認を強化している。
不審な事例については出国を差し止め、国家警察に通報している。調査の結果、カンボジア人女性と外国人男性の関係が人身売買に関与している疑いがあるとして、案件は司法当局に送致された。
ヴェアサナ局長は今後も渡航審査を厳格化し、市民保護に取り組む方針を強調した。
[© poste-kh.com 2016-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。