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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアの新たな玄関口として注目を集めるテチョ国際空港が、9月9日の運用開始以来、地域住民や観光客の間で大きな関心となっている。
空港当局の発表によれば、開業初週における無料駐車サービスを目的として、少なくとも4万5606台の車両が空港を訪れた。
同空港は、その広大な敷地と独特のデザインにより、国内外から高い評価を受けている。
開業から9月15日までの1週間は、車種を問わずすべての車両に対して無料駐車が提供されたが、9月16日からは駐車時間に応じた有料制度へと移行された。
これにより、自転車、バイク、自動車を問わず、すべての車両に料金が適用される。
空港を運営する民間部門および航空会社は、カンボジア国民が新施設への関心を示していることを歓迎する一方で、見学時には秩序を保つように呼びかけている。
航空旅客の出入りに支障が生じないよう、案内係の指示に従うことを市民に求めている。
テチョ国際空港の建設は2020年に開始され、カンボジア人技術者が多数参加した。
空港の敷地面積はおよそ2600haに及び、政府と民間による合弁運営が行われている。
設計は英国の建築事務所、運営は民間企業OCICが担当しており、建設費は当初見積もられていた15億ドルを大幅に上回り、最終的には21.5億ドルを超える見込みである。
同空港は国際民間航空機関(ICAO)の分類においてClass 4F に指定されており、エアバスA380やボーイング747といった大型機の離発着が可能である。
開業時点での年間旅客処理能力は約1300万人に設定されており、2030年には3000万人、2050年には5000万人規模への拡張が計画されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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