カンボジアの国際空港利用者、新空港開業が追い風で22%増

カンボジアの国際空港利用者、新空港開業が追い風で22%増
2025年10月08日(水)00時00分 公開
カンボジアの国際空港利用者、新空港開業が追い風で22%増

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジア観光省の最新報告によると、1〜8月に国際空港を利用した外国人旅客数が188万人となり、前年同期比で22%増加した。

 

新たに開業したテチョ国際空港をはじめとする3空港がこの伸びを牽引した。

 

空港別ではテチョ国際空港が最多の141万6052人を受け入れ、前年同期比25%増となった。

 

続いて、シェムリアップ・アンコール国際空港が42万7965人で9%増、シアヌークビル国際空港が3万6675人で180%増となっており、地方空港の利用も伸びを見せている。

 

カンボジア旅行業協会(CATA)のチャイ・シヴリン会長は、空港設備の近代化と国際線ネットワークの拡充が、観光客の利便性向上につながっていると指摘する。

 

特に直行便の増加が、カンボジアを目的地とする魅力を高めているという。

 

一方で、同期間中の訪問外国人数は405万人と、前年同期の429万人から5.6%減少した。

 

観光省は年間の訪問外国人数を750万人と予測しており、下半期の回復が注視される。

 

航空旅客全体では民間航空庁の統計に基づき、1〜7月の航空旅客数は408万人となり、前年比16%の増加を記録した。

 

政府は現在、「航空輸送国家政策(2025〜2035年)」の草案を策定中であり、2035年までに年間旅客数2500万人、貨物輸送量20万5000トンの達成を目指すとしている。

 

 

 

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