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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア保健省は9月17日、国内で手足口病(HFMD)の感染が拡大していると発表した。
特に5歳未満の子どもを中心に感染が広がっており、具体的な感染者数は明らかにされていないが、保健当局は警戒を強めている。
手足口病は、主にコクサッキーウイルスまたはエンテロウイルス71(EV71)によって引き起こされるウイルス性疾患である。
乳幼児に多く見られるが、成人も感染する可能性がある。症状としては、手足や口内に水疱性の発疹が出現し、唾液、鼻水、便、体液などを通じて他者へ感染する。
多くの場合は軽症であり、発症から7〜10日以内に自然回復する。
しかしながら、まれに高熱が続き、傾眠、けいれん、呼吸困難といった神経系の異常を伴う重症例に発展することがあり、命に関わる恐れもある。
これについて保健省は、重い症状が見られた場合には直ちに最寄りの医療機関を受診するように警告している。
また、予防策として、手洗いや衛生管理の徹底が極めて重要であると強調し、保護者に対して日常生活での注意を強く呼びかけている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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