カンボジア・タイ国境問題の進展、日本政府が歓迎を表明

＜写真：khmertimeskh.com＞

日本政府は23日にマレーシアで開催されたカンボジアとタイの国境問題に関する「合同国境委員会（GBC）」特別会合の成果を歓迎した。

本会合では、両国が二国間関係の正常化に向けた協議を進め、停戦合意の具体化に資する「ASEANオブザーバーチーム」の設置で合意するなど、前向きな進展が見られた。

日本外務省の報道官である北村俊博氏は声明を通じ、米国、マレーシア、ASEAN議長国をはじめとする関係諸国の外交的努力に敬意を表するとともに、カンボジアとタイの対話を支援する各国の関与を高く評価した。

同声明では、両国の関係改善が東南アジア地域の安定と持続的な発展にとって不可欠であると強調した。

カンボジアとタイが今後も停戦合意を誠実に遵守し、平和的な対話を通じて緊張の緩和と信頼の構築を進めていくことへの期待が表明された。

また、日本政府は今後も関係国との連携を深めつつ、停戦合意の着実な履行と現地情勢の沈静化に向けた外交的支援を継続していく方針を示している。

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