プノンペンでお土産を買いたい人も多いのではないでしょうか。プノンペンに訪れたら、日本にいる家族や友人、会社の同僚に何かお土産を買っていきたくなりますよね。
もちろん、シェムリアップが観光都市であるのに対し、首都プノンペンは経済都市であるのでお土産のイメージがないのは事実。ただ、経済都市である分、物流網が発達していたり人材が集中していたりするため、非常に高いレベルのお土産、お土産ショップがあります。
と言っても、どのお土産がおすすめなのか、またお土産を買うためにどこに行けばいいか分からない方もいるはずです。そこで、今回はそんな方に向けプノンペンでおすすめのお土産や、お土産を買える場所を紹介します!
プノンペンのおすすめ・定番なお土産
まずは、プノンペンでどのお土産を買えばいいのか分からない方に向けて、おすすめのお土産を紹介します。
これらの商品はカンボジア土産の定番なので、プノンペンにある多くのお土産ショップで取り扱われています。
クロマー
カンボジア土産の大定番といえば「クロマー」です。「クロマー 」とはカンボジアの伝統的な手織り綿布で、カンボジア人は「万能布」と呼び、汗をふいたり何かをくるんだりと様々な用途で使用しています。
お土産で「クロマー 」を買う際には自分の目で確かめながら柄を選ぶのが醍醐味です。無地のものからカラフルなものまでデザインは無限にあります。家族や友人が喜んでくれるかどうかをイメージしながら選ぶのも楽しいですね。
料金は質やお店によって異なりますが3ドル(約330円)〜20ドル(約2200円)ほど。
ココナッツオイル
「ココナッツオイル」は南国カンボジアならではのお土産。「ココナッツオイル」とはヤシ油、つまりココヤシからとれる油脂(ゆし)のことです。
ココナッツオイルは食事に取り入れることでダイエット効果、また顔・体に塗ることで美容効果があると言われています。芸能人のローラさんも愛用しているのだとか。
日本ではなかなか手に入らない、また値段が高いため、国内で生産することができるここカンボジアで買ってみることをおすすめします。料金は5ドル(約550円)〜20ドル(約2200円)ほど。
ノムトムムーン
「ノムトムムーン」とはカンボジアの伝統的なお菓子です。「ノムトムムーン」の起源は諸説あるものの、はるか昔にタイ人がカンボジアに移住した際に伝えたとされています。
ココナッツミルクとパームシュガーを使用して焼き上げており、絶妙な甘さ、サクッとした食感が特徴的です。
商品のデザインもお洒落なので、お土産として渡したら喜ばれること間違いなしです。料金は6ドル(約660円)〜15ドル(約1600円)ほど。
胡椒
実はカンボジアは胡椒の生産地。かつては「カンボジアの胡椒は世界一美味しい」と言われ、特にヨーロッパからは大人気でした。大量の胡椒がカンボジアからヨーロッパまで輸送されていました。
1970年代の内戦で胡椒作りが壊滅しましたが、ある日本人が胡椒作りを復興させ、今では色々なお土産ショップで買うことができます。
中でもカンポット州でとれる胡椒が最も高級で風味が良いと言われているので、せっかくだから一番高品質のものを買いたいという方にはカンポットペッパーがおすすめです。
誰もが手軽に買えるようにスーパーでも売られているため、料金は店や量によって異なります。相場は2ドル(約220円)〜15ドル(約1600円)ほど。
アンコールクッキー
「アンコールクッキー」は、かの世界遺産アンコールワット寺院の形をしたクッキーです。日本人女性が生み出したクッキーで、2010年には世界的に権威のあるモンドセレクションの銀賞を受賞しています。そのためもちろん味はとても美味しいです。
カシューナッツなどの100%カンボジア産の材料を使用しています。料金は一箱8ドル(約880円)〜20ドル(約2200円)ほど。
ココクメール(Coco Khmer)
「ココクメール(Coco Khmer)」は、カンボジアで収穫された無農薬のココナッツを使ったココナッツオイルをはじめ、ボディスクラブ、リップバーム、マッサージクリームなどを販売しています。
天然の素材のみで作られているので、赤ちゃんにつけても、口に入ってしまっても大丈夫なのだとか。
また、虫刺されや頭痛、肩こりに効くミントハーブの香りのハーブバームも人気。パッケージも可愛く、ココナッツの優しい香りでテンションが上がります。
価格は小さいもので3.3ドル(約360円)〜大きいもので9.9ドル(約1100円)ほど。
サマイ ゴールド ラム(Samai Gold Rum)
お酒が好きな方には、「サマイ ゴールド ラム」というラム酒がおすすめです。
「サマイ ゴールド ラム」は、カンボジアで収穫されるサトウキビから非常に高品質なモラセス(ラム酒の原料)が取れることを発見したベネズエラ人2人によって作られました。
材料は全てカンボジア産。ラム酒には少しだけバニラ、ダークチョコレート、蜂蜜のカラメルが加えられているそう。価格は23.6ドル(約2600円)〜32ドル(約3500円)ほどです。
スリッポン
こちらは「AMBOH」で購入することができるカンボジア産のスリッポンです。
スリッポンには、地元の市場で仕入れたカンボジアの有名なクロマーや、地方の伝統的な生地など、フェアトレードの布を使用して作られています。また、靴底には天然のジュートソールを使用しており、履き心地抜群の一足をゲットできます。
布の裁断から縫合まで、全てお店のワークショップ内で手作業で行われています。
デザインは、お店にあるモデルを選ぶか自分でお店にある布からカスタマイズして決めることができ、価格は25ドル(約2700円)〜35ドル(約3800円)です。
「AMBOH」詳細情報
- 住所:45 Street 21, Phnom Penh
- 営業時間:月〜金 9:00〜19:00/土 14:00〜17:30
- 電話番号:070 572 094
- メール:amboh.cambodia@gmail.com
- Facebook:https://www.facebook.com/amboh.cambodia/
プノンペンで有名なお土産ショップ
続いて、どこのお土産ショップに行けばいいのか分からない方に向けて、プノンペンでお土産を買うことのできるおすすめのお店、場所を紹介します。
各店舗共通した商品を扱っていることもありますが、オリジナル商品が用意されているお店もあります。それぞれ特徴があるので、参考にしてみてください!
アメージングカンボジア(AMAZING CAMBODIA)
「アメージングカンボジア(AMAZING CAMBODIA)」はプノンペン在住が長い方であれば知っている方も多いであろう有名なお土産ショップです。
2014年にイオンモール1号店の1階にオープン。2016年にはイオンモールの顧客満足度ランキングで168店舗中1位を獲得するなど、プノンペンではかなり有名なお土産ショップの1つです。2018年には新たにオープンした商業施設「Exchange Square(エクスチェンジスクエア)」内にも出店しています。
そんな「アメージングカンボジア」の特徴の1つはやはりブランド力。コンセプトは「作り手とあなたを繋ぐ玄関口」。
カンボジア国内の地方から選りすぐりの商品を集め、プノンペンで販売しています。販売するにあたってまずは地方を訪問し、その後販売方法を作り手さんと密に相談。
そして頻繁にミーティングを実施し、販売する中でお客様よりいただく声などをもとに常に改善を図っているそう。
人気商品はオリジナル商品のアメージングクッキーで、料金は5ドル(約550円)前後です。動物性油脂であるバターを使わずにジューシーでクセになる味は、子供からお年寄りまで幅広い世代に愛される味です。
「AMAZING CAMBODIA」詳細情報
- 住所:1st Floor AEON Mall Phnom Penh
- 電話番号:099 439 879
- 営業時間:9:00〜22:00
- Facebook:https://www.facebook.com/amazingcambodiatotheworld/
ニョニュムショップ(NyoNyum SHOP)
「ニョニュムショップ(NyoNyum SHOP)」はイオンモール1号店のグランドフロアに店を構えるお土産ショップです。イオンモール1号店内に併設されているということもあり、日本人だけでなくカンボジア人にも大変人気なお土産ショップです。
「ニョニュムショップ」はカンボジアの「いいもの」を集めた日用雑貨のセレクトショップの愛称で親しまれており、幅広い商品を比較的お手頃な価格で取り揃えています。
注目すべき商品はコンポンチュナン陶器。コンポンチュナン陶器とは、かのアンコール・ワット寺院が建設されたとされているクメール王朝時代に作られた陶器のこと。
カンボジア文化に関連するものを手に入れたい方には真っ先に「ニョニュムショップ」をおすすめします。
「NyoNyum SHOP」詳細情報
- 住所:Ground Floor AEON Mall Phnom Penh
- 電話番号:012 500 052
- 営業時間:8:00〜22:00
- Facebook:https://www.facebook.com/NyoNyumShop/
ラッキースーパーマーケット(Lucky Supermarket)
「ラッキースーパーマーケット(Lucky Supermarket)」はプノンペンに18店舗あるスーパーマーケットです。店内は、日本のスーパーマーケットと変わらず、綺麗で洗練されています。
ローカルのスーパーマーケットでは、胡椒や地ビール、カンボジアのお菓子など、定番のお土産から日本にはないカンボジアの食べ物や飲み物を購入することができます。
「Lucky Supermarket」詳細情報
- 営業時間:店舗によって異なる
- 公式HP:http://www.luckymarketgroup.com/stores.html