イオンモール2号店近くに大規模日系不動産が新たに販売開始

イオンモール2号店近くに大規模日系不動産が新たに販売開始
2017年08月25日 00時00分 公開
イオンモール2号店近くに大規模日系不動産が新たに販売開始


日本の不動産会社であるCreed Groupは、ARATAガーデンレジデンスプロジェクトの正式販売を開始した。

Creed Groupの創業者兼CEOである宗吉俊彦氏によると、8月20日に立ち上げたこのプロジェクトは、総面積12.6ヘクタールであり、A&Bショップ、A&Bリンクハウス、ツインヴィラ、ジャックヴィラ、クイーンヴィラ、キングヴィラが含まれるという。

このプロジェクトは「自然と緑」をコンセプトにしたライフスタイルを取り入れており、スイミングプール、子供の遊び場、カフェ、ミニマート、ジム、バドミントンコートなど多様な施設が充実しており、イオンモール2号店や空港への送迎サービスもあるという。

ARATAガーデンレジデンスは、20年の経験を持つ日本のディベロッパーによる3番目の特別プロジェクトで、現地のエンジニアもプロジェクトに参加している。

このプロジェクトはプノンペンの中でも急速に成長する都市開発地域に位置し、50m道路沿い、ハノイ大通りからわずか1km、イオンモール、マクロマーケットなどからも3km圏内である。

またこのプロジェクトは、日本の会社Quincy Studio Inc.によってデザインされた。

「過去10年間の着実な経済成長により、カンボジアでは中産階級が急速に成長している。人口の増加、インフラの急速な改善、都市化の急速な進展により、近年住宅需要が急増している」と同社は語った。


不動産会社Century 21 メコンのチャーク・ソニムCEOは、住宅市場が依然として成長を見せている理由には、銀行部門の支援の増加、新婚夫婦と中所得者層のカンボジア人による需要の増加が挙げられると語った。

「GDP成長率の推移を見ると、中所得者層の人口増加に伴い住宅需要も増加していることが分かる。」

「人口と住宅数を比較すると、人口が住宅数を上回っており、住宅需要は今後も順調な見込みだ。」


国土整備・都市化・建設省によると、2014年時点のプノンペンの人口は約450万人で、カンボジア全人口の27.1%に相当し、2030年には792万人にまで増加する予測だという。

このデータによると、2015年から2030年の15年間で、首都及び都市部の住宅需要は約80万世帯と予測され、平均すると1年間で約5万世帯である。

同省の報告によると、2017年の第1四半期には670件の住宅建設があり、これは139万5,000㎡相当、投資資金9億3,920万ドルに相当し、昨年同時期と比べ33.18%の増加となった。

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