カンボジア インフラファンドに調印

カンボジア インフラファンドに調印
2017年01月20日 00時00分 公開
カンボジア インフラファンドに調印




カンボジアは官民を通じて地球規模でインフラ整備に取り組む「持続可能な発展のための投資パートナーシップ(SDIP)」にアジアの国で初めて調印した。

この発表はフンセン首相が世界経済フォーラムに出席するためにスイスのダボスに訪問していた時に行われた。

フンセン首相は記者会見で、世界経済フォーラムや経済協力開発機構と協働する国際プロジェクトで資金調達などを円滑に進めることができるだろうと話した。

また、フンセン首相は「我が国の開発計画を顧みた時、資金不足で実行されなかったものが多く見つかる」と続けた。

フンセン首相は中国がアジア諸国に対し、シルクロード基金から400億ドル拠出することやアジアインフラ開発銀行からの借入、一帯一路計画を賞賛する一方、カンボジアのインフラ整備には更なる投資が必要だと話した。

「まだ投資が十分ではなく、民間企業などからも投資を受け入れる必要がある」とフンセン首相は続けた。

さらに、フンセン首相はSDIPへの参加で新空港、プノンペン−シアヌークビル間の高速道路建設、ベトナム国境までの道路整備、鉄道システムの近代化などの優先プロジェクトに対する民間企業からの投資が増加することを期待していると話した。

2015年中旬に発足されたSDIPは1,000億ドルの投資を民間企業に促すことを目的とし、エネルギー計画や交通プロジェクトなどでサハラ以南のアフリカを支援してきた。現在まで、SDIPには政府機関や民間銀行、投資期間、開発支援を行う官民基金などを含む30の組織が加盟している。

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