カンボジア、JICAの協力で最新の車両登録システムを導入へ

カンボジア、JICAの協力で最新の車両登録システムを導入へ
2017年12月18日 00時00分 公開
カンボジア、JICAの協力で最新の車両登録システムを導入へ


カンボジア運輸省と日本の国際協力機構(JICA)は、2018年より車両登録検査システムを正式に発足させる予定である。

このシステムは、車両所有者の登録を容易にすることを目的としており、所有者が変更されたときも含めて、当局が車両を管理することを容易にする。

タウチ・チャンコサール国務長官は、このプロジェクトは2016年以来実施されていると述べた。

同氏は、「我々は、このシステムを通関、税務および識別部門と結びつけ、登録に使用された税金用紙が偽造されていないことを確認している。」

「所有権が移譲されると、市民が税金を支払うのがより簡単になるだろう。」と語った。

さらに同氏は、「重要なのは、このシステムを身分認証局に接続して、登録者が実際に有効な身分と住所を証明できるかどうか確認することだ。」と付け加えた。

チャンコサール氏は、所有者が自社の車両を販売する際、適切な手順に従い、新しいシステムを利用してすぐに導入する必要があると述べた。


「所有権を新しい所有者に譲渡せずに車を売り、仮に車の購入者が盗難や犯罪を犯した場合、それらの責任は依然として元の所有者に課される。」と述べた。

「それゆえに、他人に自動車を売ろうとするすべての人に、自分の身を守るためにもきちんと所有権移転を行うよう求めたい」


JICAの代表田中耕太郎氏は、この制度は税制をより効果的にするだろうと述べた。

「このシステムは車両の登録と検査のためだけでなく、課税にも役立つだろう。」


交通警察部責任者のロス氏は、犯行に使用された車両の真の所有者を特定することができるため、交通警察の捜査を容易にするだろうと述べた。

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