バスによる交通事故件数が昨年同時期から10件増加

バスによる交通事故件数が昨年同時期から10件増加
2017年08月23日 00時00分 公開
バスによる交通事故件数が昨年同時期から10件増加


カンボジア交通警察のロンラス・ビアスナ代表は、民間バス会社の代表らと会談を開き、バスの交通事故件数が増加していることを指摘した。

カンボジア交通警察の報告によると、2017年上半期、バスによる事故は25件発生し、合計で死者は23人、負傷者は125人に上った。
 
昨年の同期間で、事故は15件発生し、死者は18人、負傷者は80人であったという。

事故件数が増加した主な要因としては、バスの運転手による道路交通法の違反や、スピード違反などが挙げられる。

同氏は、すべてのバス会社の運転手に対し、履歴書と免許証コピーの提出を求めた。

「このようにすることで、交通事故を起こした際に逃走する運転手を、捕まえることが容易になる。」と語った。



また、各バス会社に対して、運転手を管理し、道路交通法を遵守させるよう要請した。
 
同氏は「一部の運転手は道路交通法を無視している。また、居眠り運転や飲酒運転なども事故の原因である」と述べた。

カンボジア交通協会のチン・チャムナン代表は「我々は必ず、バス会社に新たに定められた規則を守らせる」と述べた。

さらに「運転手の運転技術を調べることは非常に重要である。なぜなら彼らは乗客の命を預かっているからだ」と語った。

警察署の報告によると、2017年上半期に合計1,907件の事故が発生し、死者931人、負傷者は3006人に上ったという。

http://www.khmertimeskh.com

 
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