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フンセン首相は、言葉での言い争いを始めた野党の指導者ケムソカ氏に対して、もしそれが悪化するならば、カンボジア人民党(CPP)はカンボジア救国党(CNRP)を解散させるつもりだと警告した。
プノンペンのダイヤモンド島で行われたキリスト教指導者の集会で、フンセン首相は、カンボジア救国党(CNRP)の指導者が選挙運動の際に人々を騙し、弁明することなく政府の信用を失わせようとしたと語った。
「与党は、賃金や高騰する電気代に関する野党の要求に従うべきだ。この期間、あなたはほとんど役に立たず、無力だったことに気付かなければならない。 カンボジア人民党(CPP)の功績を悪用してはいけないのである。」と同氏はソカ氏に対して述べた。
フンセン首相は、カンボジアは現在平和であるものの、野党が政府を侮辱し攻撃し続ける場合は、戦争が勃発する可能性があると述べた。
「銃を持っていないと言う人々もいるため、戦争が起こることはないだろう。」
「しかし銃はないとしても、自身の言葉が戦争の原因になりうることを認識するべきだ。」
「今日、野党に言う。支持者に助言をし、自身の党のためだけに静かに活動するように。他の党やその功績を見下してはならない。」
「私は首相であり、もし落ち着かなければ、数時間で簡単にこの問題を激化させることができた。しかし、その選択は有権者に決めてもらうつもりである。」
そしてフンセン首相は、カンボジア救国党(CNRP)が選挙制度を乱用し続けることを防ぐため、最後の行動を取ると付け加えた。
「この重大な違反行為を続けるのであれば、カンボジア救国党(CNRP)を解散させるために訴訟を起こす予定だ。」と述べた。
「これはゲームではない。私は18歳の時から兵士だった。現在は68歳で、西部にいる者も含め息子は全員兵士であるため、戦争を起こさないでほしい。」
また、不法に政府を倒そうとする人がいるならば、それに対して軍隊に行動をとるよう呼びかけると同氏は警告した。
「何百万という命を守るため、100人や200人への処置に躊躇しない。」
カンボジア救国党(CNRP)のエン・チャイ・イン副総長は、首相の言葉は怖くはないと語った。
「首相はいつもこれかそれかと語っている。」
「私は首相が言うことを気にしない。人々はもうすでに支持するべき党を決定しているだろう。」
政治分析者のミースニー氏は、カンボジア人民党(CPP)はすべての兵士がそれを支持するわけではないことを確実に知っていたため、首相の全面戦争の脅威は無意味となったと述べた。
「カンボジア救国党(CNRP)が選挙で勝利しても、軍隊を持っていないため戦争は起こらないだろう。軍隊を持っているカンボジア人民党(CPP)が勝利した場合は、起こりうる。」
カンボジアは、6月4日に第4回目の地方選挙を実施する。
2012年の選挙では、カンボジア人民党(CPP)は11459議席のうち8,292議席を獲得した。その党のb候補者は1633ヶ所の地方首席職のうち1592席を獲得した。
カンボジア救国党(CNRP)は、2955議席を獲得し、地方首席職の40席しか得なかった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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