世界銀行、カンボジアの財政管理システムの向上を称賛

世界銀行、カンボジアの財政管理システムの向上を称賛
2017年09月14日 00時00分 公開
世界銀行、カンボジアの財政管理システムの向上を称賛


世界銀行(WB)は、依然としてカンボジアは、不十分な予算設計や国内歳入の不足など、様々な課題に直面している一方で、カンボジア公的財政管理(PFM)システムが大幅に強化されたことを称賛した。
 
 カンボジア、ミャンマー、ラオスのWB(世界銀行)国家取締役であるエレン・ゴールドステイン氏は昨日、2005年に導入された公的財務管理改革プログラム(PFMRP)の下で開催された国際ワークショップを通じ、持続可能性へのアプローチを目指す投資などの試みが行われたと語った。
 
 以前は、圧倒的に現金ベースのPFM(公的財政管理)システムが効率的であったため、予算編成とその実効性は弱かったと同氏は述べる。
 

「今日、カンボジア政府による改革により、顕著な収入実績、2007年までの支払い延滞の全処理、予算策定サイクルの円滑な実施と財務情報管理システム(FMIS)の導入による予算プロセスの改善などから、特に中層レベルでカンボジアPFM(公的財政管理)システムが大幅に強化された」と同氏は述べた。
 
FMIS(財務情報管理システム)は現在、経済財務省の中央事務局とすべての地方財務局で運用されており、即時な支払いシステムと財務報告の正確さをサポートしているという。
 
ゴールドステイン氏は、「改善された政府歳入は、いくつかの重要な改革の資金源となった。例えば2008〜2009年の世界的な金融危機で、産業的に最も脆弱な農家や衣類関連の労働者が受ける悪影響を緩和するために、GDPの2%という比較的大きな財政刺激政策が導入された例や、教育部門への予算配分の増加、行政改革プログラムの下での公務員への報酬の向上などがあげられる。」と語った。
 
経済財務大臣兼、PFM(公的財政管理)運営委員会委員長であるオーン・ポーンモニロット氏は、カンボジアのPFMRP(公的財務管理改革プログラム)は「プラットフォームアプローチ」を活用して組織され、段階的に実施されていると述べた。
 
同氏によると、カンボジアは改革実施の各段階において、次のプラットフォームのための準備、既に達成したプラットフォームのさらなる進歩を促進を行いながら、4つのプラットフォームを一つずつ構築しようとしたという。

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