建設中断中の商業ビル、ようやく工事再開で2019年完成か

建設中断中の商業ビル、ようやく工事再開で2019年完成か
2017年11月22日 00時00分 公開
建設中断中の商業ビル、ようやく工事再開で2019年完成か


関係者の発表によると、総工費2億4000万ドルかけて行われるGold Tower 42の建設は来年初めに再開され、2019年末までに完了すると見込まれている。

Yon Woo Cambodia社によって2008年に開始されたこのプロジェクトは、世界的な金融危機による影響などもあり既に3回延期されており、2013年に再開された建設は、昨年3月に再び中止となった。何度も延期しながらも、現在タワーは31階まで建設されている。


↑モニボン通りとシアヌーク通りの交差点の角に位置する、Gold Tower 42

建物の所有会社であるYon Woo Cambodia社は、昨日Shenzhen Hongtao Decoration社とWaiman Construction&Engineeringと契約を完了した。

Yon Woo Cambodia社のキム・テヨン会長は、記者団に対し、同社は2018年初頭に建設を開始し、2019年末までにこのプロジェクトを完了する予定であると述べた。

同氏は、「私はフン・セン首相やカンボジアの人々に、このプロジェクトが2019年末までに完了すると約束する。」

「建物が完成したら、テナントの販売を開始する。我々はそれが成功すると確信している。」と語った。

Gold Tower 42は多目的商業センターとしての役割を果たし、、地下5階まで停車可能な駐車スペース、3階建ての小売スペースや、オフィスは9階建てで建設される予定である。

また、マンションとして399世帯が入居できるようになるという。

キム・テヨン氏は、「すでに1億ドルを投資し、今後さらに1億4000万ドルをかけ完成させる」と述べた。


都市計画建設(MLMUPC)の広報担当のロット氏は、可能な限り早期に建設を再開するよう、同社に要請していたという。

また同氏は、プロジェクトが今後中断しないという明確なシグナルが投資家に向けて発信されたと述べた。


Mekong Century21のソクニムCEOは、今回の発表を懐疑的に捉えており、建設が再開するかどうかを疑っている。

「建設プロジェクトが完了するかどうかはわからない。市中心部のこのような建設途中で中断している建物は、不動産部門にとっても悪影響なので、政府はこの問題を解決しなければならない。」

「これは長期的な投資だ。建設再開が約束されれば、不動産投資家はより自信を持って投資できるだろう」と付け加えた。

Asia Real Estate Cambodiaのイヴコン氏もクメール・タイムズに対し、プロジェクトが再開するかどうかには疑問を抱いていると語った。 

「このプロジェクトは何度も延期されている。今度も再開するかどうか分からない」

http://www.khmertimeskh.com/91836/

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