新たなタクシー配車アプリ公開 日本語にも対応

新たなタクシー配車アプリ公開 日本語にも対応
2017年01月11日 00時00分 公開
新たなタクシー配車アプリ公開 日本語にも対応



トゥクトゥクやタクシーの運転手との値段交渉する機会がなくなるかもしれない。プノンペンでタクシーを配車できる新たなサービスが開発された。

今回開発され運用が開始されたiTsumoはUber(ウーバー)のようなタクシー配車アプリだ。
移動するときにトゥクトゥクやタクシーの運転手と値段交渉や目的地の説明をする手間を省けるようになる。

iTsumoの利用者はアプリ内で車種や目的地を入力するだけで、近くにいるタクシーが3分以内に迎えに来てくれるとiTsumo開発者は話した。


運賃は乗車距離と乗車時間をもとに計算される。初乗り料金は4,500リエル(1.10ドル)、その後1キロ毎に0.5ドル加算される。また、推定所用時間を越えた場合、1分毎200リエル(0.05ドル)が加算される。


iTsumoの運営会社はアプリのダウンロード1件につき1,000リエルを、乗客1人につき250リエルをKantha Bopha病院に寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れている。
1ヶ月でiTsumoのフェイスブックページのフォロワーは4万人を越えた。

iTsumoはカンボジア人のエンジニアチームと日系のFIGIX Industry Co. Ltd.により開発された。
同アプリは英語、日本語、クメール語での利用が可能で、アンドロイドとアップル両方でダウンロードをすることができる。
プロジェクトマネージャーのダリス氏はアプリを使うことで利用者は目的地の説明などをする必要がなくなり、簡単に近くのタクシーを見つけることができると話した。


「運転手と乗客との間のコミュニケーションの難しさを減らし、運賃を高く請求してるメータータクシーより料金下げることで適正な価格にしていきたい」とダリス氏は語った。

ダリス氏によるとこの配車サービスアプリを運用開始してから1ヶ月が経過し、サービスに登録した個人タクシー事業者は500人を越えるという。

ダリス氏は続けて、利用者の多くはカンボジア人で、外国人利用者はほとんどが日本人でイオンモールやロシアンマーケット、空港などへの移動手段として利用している人が多いと明かした。

「我々はこのサービスをシェムリアップやバッタンバンなどにも近い将来広げていくことを検討している」とダリス氏は話した。


khmertimeskh
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
Line Banner

ホットニュース

Choose Classified categories