メットフォン社、カンボジア初の4.5G技術を導入

メットフォン社、カンボジア初の4.5G技術を導入
2018年05月21日 00時00分 公開
メットフォン社、カンボジア初の4.5G技術を導入


21日、カンボジアの大手通信会社メットフォン社(Metfone)が4.5G回線を導入すると発表した。カンボジアの通信業界に新たな技術が導入されることになる。

メットフォン社のNhong Dinthan副社長は、21日に開催された新技術導入を祝うセレモニーで、「今回の4.5G回線の導入で、カンボジアで携帯電話を使う人々はこれまで以上に多くのデータが使用可能になる。また4K映像が視聴可能になり、クリアな映像を楽しむことができる。通信速度も従来の技術と比べ、圧倒的に速くなる」と話した。

4.5G回線とは4G LTEとして知られる最新技術だ。従来の技術と比べ、通信速度が圧倒的に速くなる。LTEとはLong Term Evolutionの頭文字をとったものだ。

また、Dinthan副社長は「メットフォンのSIMカードの利用者は4.5Gネットワークにアクセス可能だ。ただ現在、あまり多くの人が4.5Gネットワークにアクセスしてしまうとサーバーがダウンしてしまう可能性があり、システムを改善中だ。アクセスできるのはアップル(Apple)、サムスン(Samsung)、華為技術(Huawei)のスマートフォンだ」と続けた。

メットフォン社はセレモニーの中で、「今後、我々メットフォン社は新たに赤を基調としたブランディングをしていく。メットフォン社と赤のイメージを結びつけ、赤の『若さ』、『活力』のイメージを構築していくつもりだ」とプレゼンテーションの中で述べた。

さらに「会社のブランディングを更新し、洗練されたものに変える目的は、現在メルフォン社のイメージが『古くさく、活力に欠けている』通信会社だと考えられるからだ。カンボジア国内で感じられる市場の傾向や、著しい経済発展を遂げる中の高揚した雰囲気からかけ離れてしまっているからだ」と続けた。

メットフォン社はベトナムの通信会社Viettelグループが2009年にカンボジアで立ち上げた会社だ。通信技術全般、その他に電子マネーも扱っている。現在、メットフォン社の利用者は800万人に上っているという。

出典:KhmerTimes

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