中国人男性、王国軍の制服着用で警察に拘束

中国人男性、王国軍の制服着用で警察に拘束
2018年06月06日 00時00分 公開
中国人男性、王国軍の制服着用で警察に拘束


5日、中国人男性(45)がカンボジア王国軍(RCAF=Royal Cambodian Armed Forces)の制服を許可なく着用したとして警察に拘束された。男がFacebookにRCAFの制服を着た自身の写真を投稿したことで今回の事件が発覚し、国家警察が男を拘束した。

カンボジア国家警察広報担当のEng Hy氏は「男をシアヌークビル州で拘束した。今回の事件では男を逮捕したわけではない。あくまでRCAFに所属していないのに制服を着用するのは違法であると理解させるために拘束しただけだ」と述べ、それ以上のコメントは控えた。

男はシアヌークビル州のKTVで国家警察に拘束された。男は警察の取り調べに対し「RCAFを侮辱するつもりはなかった。ふざけて制服を着用しFacebookに写真や動画を投稿しただけだった」と話している。

過去にはRCAFのナンバープレートを許可なく車につけた者が逮捕された事件も発生している。

今年始め、Yun Minシアヌークビル州知事は「昨年だけで6485人の外国人に対してワークパミットビザを発給した。そのうち4498人は中国人が占めているという。外国人労働者がカンボジア国内に与える影響は大きい」と述べた。

また、同知事は「カンボジアでは建設業界は外国人労働者が多い。他にも外国人自営業者も多く、カンボジアでは自営業が飽和状態にある。これによりカンボジアの家賃や地価が高騰したことで地元住民に金銭的な余裕がなくなり、多くの住民の生活水準が下がってしまっている」と続けた。

シアヌークビル州警察のKul Phaly氏は「最近、カンボジア国内ではマネーロンダリングや違法カジノ、人身売買が頻繁している」と語った。

出典:KhmerTimes

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