11日、フン・セン首相は、ジャーナリストとの年次会議においてカンボジア情報省による新たなテレビチャンネル設立の提案を受け入れないと発表した。フン・セン首相は新しくテレビチャンネルを立ち上げることは無意味で、お金の無駄遣いでしかないと主張した。
首相は情報省に対して、既存のテレビチャンネルやラジオ局のさらなる進展に注力し、また同省の報道網を広げていくべきだと提言した。質の高い報道に注力することで視聴者、読者がさらに増えるはずだと述べた。
また、全メディア当局に対して、速報性がありかつ正確なインターネットニュースを多言語表記で配信するべきだとも述べた。
首相は最後に、会議に出席したジャーナリストに対して、フェイクニュースと共に闘い、全てのメディアはニュースを正確に報道することに全力をあげてほしいと呼びかけた。一人一人がフェイクニュースに敏感になり、フェイクニュースを見つけたら声をあげてほしいと続けた。
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