カンボジア政府、2020年までに日本人観光客数30万人を目標に

東京で開催されたカンボジアフェスティバル2019で、カンボジア観光大臣が2020年までにカンボジアを訪れる日本人観光客を30万人以上にする目標を発表した。

5月3・4日の2日間に渡り東京で開催されたカンボジアフェスティバル2019において、Thong Khon観光大臣は、カンボジアへの日本人観光客が増加することで、両国関係が強化されることを期待していると述べた。

「2019年には、日本人観光客23万人を見込んでいる。今回のカンボジアフェスティバル2019が、カンボジアの文化や伝統、経済、観光事業を促進させると信じている。」とKhon大臣は語った。

また、Khon大臣は特にカンボジアで最も人気な観光地で、ユネスコの世界遺産リストにも登録されているアンコール遺跡が位置するシェムリアップへなど、カンボジアと日本を結ぶ直行便が増えることを望んでいるという。

昨年、カンボジアには前年比10.7%増の620万人の外国人観光客が訪れた。そのうち、日本人は前年比3.5%増の21万人であり、カンボジアの観光市場におけるトップ10の一つにランクしたという。

カンボジアフェスティバル2019では、250のブースで食料品や工芸品を含むカンボジア製品が展示され、参加者約10万人を魅了した。

日本の山田賢司外務省大臣政務官は、日本がカンボジアへの観光客と投資を増加することを目指していると明らかにした。

2016年、全日本空輸（ANA）が、成田国際空港とプノンペン国際空港を結ぶ直行便を就航させている。

日本カンボジア議会友好協会の今村雅弘代表は、両国の関係は成田-プノンペンの直行便就航によって強化されたと述べた。

出典：KHMER TIMES

関連記事

• カンボジア日本友好橋が開通
• 日本支援のカンポット水処理施設、まもなく稼働へ
• シェムリアップ、東南アジアで最も人気観光地に選出
• 観光省、クラチエ州を新たな観光都市へ
• カンボジアの観光産業、日本人をターゲットに