フンセン首相:新型肺炎に警戒を、タイ・ベトナムなど周辺諸国でも感染確認される

フンセン首相:新型肺炎に警戒を、タイ・ベトナムなど周辺諸国でも感染確認される
2020年01月27日 00時00分 公開
フンセン首相:新型肺炎に警戒を、タイ・ベトナムなど周辺諸国でも感染確認される

フンセン首相は自身のFacebookで26日、中国・武漢に始まり世界で猛威を振るっている新型コロナウイルスによる新型肺炎(武漢肺炎)に対して警戒を呼びかけた。

 

これまでのところ、新型肺炎はアメリカ、オーストラリア、カナダ、フランス、ネパール、日本、韓国、シンガポール、台湾、マレーシアなどで感染が確認されている。

カンボジアと国境を接しているベトナムとタイでも感染が確認されているという。

カンボジア国内での感染者については、確認されていない。

 

フンセン首相は国民に対して、コロナウイルスに警戒し、自身の健康を守るように呼びかけた。

 

また、関係当局に対しても、ホットラインへの問い合わせに24時間体制で対応するように指示した。

 

これに先立って、フンセン首相は中国にいるカンボジア人に対して、健康管理を徹底し、何か質問があれば在中国カンボジア大使館に問い合わせをするよう呼びかけていた。

中国にいるカンボジア人からは、新型肺炎を心配する声や、政府にカンボジア帰国の支援を求める声も上がっている。

 

現在、武漢からカンボジアにはシェムリアップとシアヌークビルに直行便が就航しているが、シアヌークビル〜武漢の直行便を運行するランメイ航空は同路線の運行停止を26日に発表している。

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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