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カンボジア政府はユネスコにバッタンバン、カンポット、クラチエ州にあるフランス植民地時代の建築やクメールの伝統的な建物を保存する取り組みの一環として、これらを世界遺産都市として認めるよう求めた。
観光省のトン・コン氏は、6月に観光地のシェムリアップで開かれるアジア協力サミットで議論する予定だと述べた。
コン氏は「バッタンバンにある800もの建造物や家を加えると、カンボジアには多くの歴史的建造物があるため、それを世界遺産に登録されることを願っている。」と述べた。
「ユネスコは世界遺産都市としてこの地域を認定することを支援しているため、我々は申請書を準備しているところである。」とコン氏は言う。
同氏はまた「世界遺産に登録されることでこの地域を観光地として発展させるのに役立つだろう。」と語った。
コン氏は、外国人がアンコールワットや沿岸地域の他に、カンボジアの観光地を訪れることに感謝していると述べ、加えてこの3都市がユネスコの認定を受けた後、投資家らはさらに地域開発の支援をするようになるだろうと言う。
観光省と文化芸術省は既にユネスコへの申請書の準備はできている。30人以上の観光省の職員が6月10日から15日にかけてシェムリアップで開催されるサミットにて議論する予定である。
カンボジア国家観光連盟の事務総長ホ・バンディ氏は、次世代にバッタンバン、クラチエ・カンポット州の文化遺産を残すためのこの取り組みを歓迎した。
バンディ氏は「バッタンバン、クラチエ、カンポットの古い建築は、カンボジアとフランスの伝統を結びつけたものだ。ユネスコに認められると、すべての関連機関はそれの保護と開発に従わなければならない。」とバンディ氏は述べた。
火曜日、カンボジアはユネスコにLakhon KholダンスとBokatorの武道を無形文化遺産に登録するよう要請した。もしもこの要請が承認されれば、カンボジアはユネスコからさらなる資金や文化遺産の保護などの支援を得られる者にふさわしい国となるだろうと述べた。
火曜日に発表された文化芸術省の声明によると、職員の作業グループは12月から申請書を準備しているという。この申請書は2018年の政府委員会で発表される前に、国外の専門家により厳しい評価がなされる予定だという。
カンボジアには現在、合計で6つのユネスコに認定された世界遺産がある。1992年にアンコール遺跡が認定され、2008年にはプレアビヒア寺院が認定された。
カンボジアの国立バレエ団、Sbek Thomの人形劇、Teanh Protの綱引き、chapey dong vengギターのような楽器もすべて無形文化遺産として登録されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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