シェムリアップ州、人気観光地の交通整備ガイドラインを発行

シェムリアップ当局は、人気観光地であるパブストリートの交通整備をするために、新しいガイドラインを発表した。
 
このガイドラインは、シェムリアップ州のキム・バン・ソン知事によって月曜日に発表され、パブストリートの商業施設のオーナーやタクシー運転手に法律を遵守するよう通知した。
 

バン・ソン氏は文書にて、お店のオーナーや自動車運転手が過去に不法な広告や電線、駐車場を設置しており、それらはすべて是正されるべきであると述べ、「これらの行動は公的秩序に影響を与える」と付け加えた。
 
「それらは景観の美しさを損ない、交通渋滞を増加させ、歩道への侵入、事故を引き起こし、道路交通法の実施を妨げてきた」
 

バン・ソン氏のガイドラインは、事業主に違法駐車場の設置をやめるよう指示し、違法な電線や広告を取り除き、道路交通法を遵守するようにタクシー運転手を指導すると述べた。

また加えて、シェムリアップのエネルギー部門は電力網を再編しなければならないと述べた。
 


クメール正月の時期には14歳の少女が、スパの不適切な有線看板にぶつかり亡くなった。
 
近くのオールドマーケットで働くヴァン・リー氏は、人気のあるパブストリートに関するガイドラインは経営者や観光客に利益をもたらすだろうと語った。
 
「パブストリートは、タクシーやトゥクトゥクの運転手が規則もないまま顧客を待っているので、常に混雑している」と同氏は述べる。
 
「駐車するのは誰にとっても難しい。外国人観光客は歩いて移動するので大丈夫だが、自転車を使いたい地元住民は道を通ることができない」
 


非公式独立経済協会（IDEA）のヴォーン・ピレン主席は、タクシー運転手の代表者として、メンバーの全員がすべての規則に従っていると述べた。
 
「交通法を学び、渋滞が起こる可能性がある場所に駐車することは控えるべきだとIDEAのメンバーに常に訴えてきた」と同氏は語った。
 

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。