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環境専門家は昨日、大気の主要指数であるPM2.5濃度の数値について異議を申し立てたにも関わらず、環境省の大気・騒音振動局長官であるティブ・ソフィリス氏は、首都における最初の測定値は、「有害粒子レベルが”まだ低い”ことを示している」と述べた。
4月、カンボジアは危険な大気汚染の一因となる超微細な浮遊粒子を検出する大気質測定モニターを初めて導入した。
環境省のデータによると、4月における1日の平均濃度は、空気1立方メートルあたり19.8マイクログラム、5月には1立方メートル当たり12.9マイクログラムだった。
世界保健機関(WHO)の指針では、1立方メートルあたり25マイクログラム以下のレベルを推奨している。
同省の発表によると、平均値が1立方メートル当たり25.8マイクログラムを記録した日が4月に1日だけあり、粒子レベルが基準値を上回っていることが示された。
PM2.5のデータは現在入手可能であるが、国の目標を示す指針はまだ策定されていないとソフィリス氏は述べる。
「PM2.5についての国家基準はまだない。しかし、近隣諸国の基準を用いても、今回の測定結果はまだ低いと言える」
プノンペンロイヤル大学の環境研究の教授、兼研究者であるクヒン・ニダ氏は、川の近くにある省庁の建物上部に設置されたモニターで記録された数値は、汚染レベルを過小評価している可能性が高いと指摘した。
「川の近くは開放的な空間が多いため、一般的に空気はかなり良いだろう」と同氏は述べる。また、公園付近や緑が多い場所も数値が低く測定される可能性があると付け加えた。
ソフィリス氏はモニターの設置場所に関し、「省庁は建設現場の近くにあるため、清浄な空気と汚染された空気の両方を測定している」と主張した。一方でニダ氏は、大気粒子は「川からの風とともに運ばれてくる」と説明した。より代表的なのは、空気の流れが悪い市街地での数値だという。
ソフィリス氏によると、一酸化炭素、二酸化硫黄および二酸化窒素を含む有毒ガスのレベルは、2000年の大気汚染防止法令で定められた最大レベルを一貫して下回っているという。
しかし同氏は、建設活動や道路粉塵から最もよく検出されるPM10粒子は、まだ国内で測定されていない重要な大気質指標であることを認めた。
「プノンペンは開発途上都市であるため、インフラの整備や建設が数多く行われている。それなので、これは一時的な汚染だと考えている。建設後、この公害は終わるはずだ。」
そのように述べる一方、自動車の排気ガス排出量を減らすためにはもっと多くのことが行われるべきだと同氏は述べた。
「この2年間で、車両数は劇的に増加した。我々は、交通機関による汚染を減らすための解決策を見つけ出さなければならない。」
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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