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フン・セン首相は、カンボジアはサービスや製品のデジタル化、観光産業に関連する先端技術の採用は優先的に取り組むべきことだと述べた。
<プノンペンのノロドム・シハヌーク記念碑を多くの観光客が訪れている様子(KT/Mai Vireakより)>
火曜日、今年の世界観光の日に合わせ公表された文書によると、「観光とデジタル化」というテーマのもと、フン・セン首相はカンボジアとASEANは需要に合わせる努力や第4次産業革命による変化を一切してこなかったと話した。
首相は、IoTやAIを用いた製造業の革新は国に繁栄をもたらすとも述べた。しかし、機械化によって雇用を失う可能性があり、就職のためにより高い教育水準やスキルが求められ、また、フェイクニュースの拡散、個人や企業へのサイバー攻撃など多くの試練に立ち向かう必要もあるという。
首相は「国を繁栄させるためには、デメリットを寄せ付けずに、スマートツーリズムを促進させる必要がある。我々は第4次産業革命に対応すべく、観光産業に関連する重要な技術の開発や人材育成を促す『2030年観光産業計画』という戦略を採用した」と話した。
「技術の進歩やデジタル化に遅れをとらないよう、我々は観光に関する専門的なスキルを需要にあわせて取得しなければいけない。また、より良いビジネスモデルを採用する企業を支援することやデジタル化経済で成功するためのガイダンスを提供し、イノベーションを後押しする必要がある」とつづけた。
首相は政府が既に観光産業を近代化する取り組みをいくつも実行してきたたと話した。その中には、オンラインで企業を登録するシステムやサービスの質でホテルやレストランをランク付けするシステム、施設やサービスを利用者がQRコードを用いて格付けするスマホアプリが含まれるという。
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