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22日、Sar Kheng内務大臣は、地方の消防署に87台の消防車を与えた際に開かれたセレモニーで、消防士に対し消防士としての責務を果たす際に見返りとして賄賂を要求しないように警告した。
カンボジア内務省の敷地内において、Kheng大臣は消防士に対し演説を行い、場合によっては全ての消防士に法的措置を施すと述べた。
同大臣は「火災における犠牲者を救出する前に、助ける見返りに賄賂を要求した場合、罰金を科すことになる」と語った。
同大臣は消防士は高潔な職業で、プロ意識を持って働かないと国民の命に関わってくるのだと述べた。
また、Kheng大臣は「消防士は賄賂を受け取って仕事をおこなってはならない。それは完全に違法行為だ。ただ、仮に業務を終え、ビールを与えてもらった際は飲んでも構わない」と続けた。
内務省の物流、財政担当のMao Bunrin事務総長は、今回寄贈された消防車は2016年の合意で寄贈が取り決められていたものだったと述べた。
消防車は中国からカンボジア政府に2年間かけ少しずつ寄贈された。
Bunrin事務総長は「今回は中国から消防車の寄贈を受ける2回目のときだ。1回目は2016年に113台の消防車の寄贈を受け、今回は2回目で、87台の寄贈を受けた。消防車は中国製の新品で、一台につき1万リットルの水を放出でき、はしごは60mまで伸ばすことができる」と語った。
コンポンチャム州の警察署長であるEm Kosal氏は、今回の消防車の寄贈で消火活動の効率が良くなることが期待していると述べた。
同氏は「コンポンチャム州警察は消防車を前回7台、今回2台受け取った。消防車を地方の10の地区で使用するつもりだ。今後も我々は業務能力を向上させていくつもりだ」と語った。
内務省の報告によると、2018年前半、カンボジア国内で351件の火災が発生し、16人が亡くなり、46人が負傷した。
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