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30日、観光省と保健省はプノンペン国際空港に対して、タバコ規制法の施行を見越して出発・到着ゲートから離れた場所に喫煙所を移設するよう要求した。
この要求は、同空港で開催された「プノンペン国際空港の観光部門における禁煙環境」に関する会議で話し合われたという。
観光省のHor Sarun国務次官は、調査によると、人々は出発・到着ロビーの外でタバコを吸っており、その煙は空港の送迎や同行する人々に影響を与えかねないと指摘した。
また、Hor Sarun国務次官はプノンペン国際空港に対して、喫煙所を出発・到着ロビーから離れた場所に移設するべきだと主張した。
「禁煙者への影響を避けるため、喫煙所を庭やその他の場所に移転するか検討しなければならない。国際空港を禁煙施設にするために、協力していくべきだ」とSarun氏は述べた。
同日、保健省立法課のKoam Sinoun副長官は、タバコ規制法とその関連法によると、学校や遊び場、公共公園、博物館、文化および歴史的建築物などの公共の場所や職場の建物での喫煙は禁止されていると述べた。
同氏は、また、タバコ会社は、クメール語で健康被害に関する警告を記載し、たばこ箱の両面に警告写真を表示することが規則により義務付けられていると述べた。
「空港でタバコを販売している店が、これらの規制に準拠しているか調査する必要がある。空港では多くのタバコがディスプレイされている。販売店は規制を遵守すべきだ」と続けた。
プノンペン国際空港のHerve Bonin部長は、空港は喫煙所を移転し、中国語の大きな標識も設置する予定だと述べた。
また同氏は、「管理部門は、空港でタバコを販売している事業主と話し合う準備ができている。我々は法に準拠するために改善策を考えなくてはならない」と続けた。
カンボジア健康運動(CMH)のMom Kong局長は、同空港を禁煙施設にするためにタバコの問題に取り組む必要があると指摘した。
「カンボジア人だけでなく、外国人観光客にも呼びかけなければならない。」と同氏は続けた。
「空港を利用する全員が空港を快適で健康的な場所にするために協力するべきだ」
出典:KHMER TIMES
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