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カンボジア王国軍のIth Sarath副司令官は11日にプノンペンで開催されたタイ王国軍のと会談で、元最大野党党首のサムレンシー氏のタイ経由でのカンボジア帰国を阻止することに協力してくれたことに対して、感謝の意を表明した。
サム・レンシー氏は11月9日にタイ国境から陸路でカンボジアに帰国することを計画していた。
しかし、サム・レンシー氏はタイ政府に入国を拒否され、同氏の関係者もアセアン諸国から入国を拒否されていた。
カンボジア王国軍のIth Sarath副司令官はタイ王国軍のPiroach Vilailug中将に対して、サム・レンシー氏の帰国阻止に協力してくれたことに感謝を述べたという。
Ith Sarath副司令官は会談で、サム・レンシー氏を「過激派」と表現していた。
「タイがサム・レンシー氏の帰国阻止に協力してくれたことにIth Sarath副司令官が感謝の意を述べたのは事実だ。」とカンボジア王国軍報道官のThong Solimo氏は話した。
「アセアンの内政不干渉の原則や加盟国の政府への反逆者や反政府グループに活動の基盤を提供しないことは当然のことだ。」とThong Solimo氏は続けた。
8月にサム・レンシー氏がカンボジアへの帰国意思を表明した直後、ラオスとベトナムは同氏の入国を拒否することを発表していた。それを受け、サム・レンシー氏はタイからの陸路でのカンボジア入国を計画したとみられている。
11月には民間航空当局がサム・レンシー氏の搭乗を許可した航空会社には法的措置が講じられると警告していたことをRadio Free Asiaが報じた。
ボイス・オブ・アメリカの取材に対して、サム・レンシー氏は、カンボジアとタイとの会談では経済問題などより実質的な議論がなされることを予想していたと話した。
「カンボジアとタイには経済開発や社会開発など我々の帰国阻止以上に重要な議題があるはずだ」とサム・レンシー氏は続けた。
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