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20日、カンボジア保健省は2018年におけるマラリア発生件数は前年比41.6%増だったと発表した。しかし、マラリア感染による死者は出ていないという。
今回発表された統計データは、寄生虫学・昆虫学・マラリア感染制御国立センター(NCPEMC=National Center for Parasitology, Entomology and Malaria Control)による年次報告書の中に記されている。同報告書は20日、シェムリアップ州で保健センター「Mam Bunheng」が開催したイベントで提出された。
報告書によると、マラリア感染は2017年には4万5991件だったのに対し、2018年には6万5114件だったという。
また、NCPEMCのディレクターであるHuy Rekol医師によると、マラリアの発生件数は増加したものの、そのほとんどはPビバックスという比較的症状が軽めの種類のマラリアで、重度の種類の熱帯性マラリアの発生件数は前年比27.6%減だったという。
同医師は「2017年にはマラリアの感染者が1人亡くなったが、2018年における死者数は0人だった。これは2020年までにマラリアによる死亡者数を0にするという目標に近づいていることを示している」と語った。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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