プノンペン空港で中国人逮捕、100万ドル資金洗浄か

30日、出入国管理局は100万ドル（約1億1000万円）相当をマネーロンダリング（資金洗浄）しようとした疑いで中国人をプノンペン市裁判所に移送した。

プノンペン国際空港の警察は、100ドル紙幣で約100万ドル（約1億1000万円）相当を所持してカンボジアに入国しようとしたLiao Jingqing容疑者（48）を29日に逮捕した。

警察によると、容疑者は香港から85万5000ドル（約9300万円）を運び込もうとしており、容疑者は資金について、カンボジアで甥の事業経営を手伝うためだと供述しているという。

出入国管理局の広報担当Keo Vanthan中将は、さらなる調査のために容疑者への尋問が行われていると述べた。

「資金の出所に関する明確な資金源や領収書がない。容疑者は、カンボジアで装飾会社を運営するために資金を持ち込んだと主張している。」とGen Vanthan中将は話した。

また、「容疑者はマネーロンダリングの疑いがあるとみて、裁判の手続きを進めている。資金は、証拠としてカンボジア国立銀行で保管するために押収された。」と明らかにした。

今年4月下旬、プノンペン国際空港で300万ドル（約3億2800万円）以上を所持していた中国人3人が逮捕された。容疑者らは、公判前の拘留期間中だという。

出典：KHMER TIMES

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