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17日、プノンペン国際空港は密輸撲滅のために航空貨物担当部署(ACCU=Air Cargo Control Unit)を設置した。
18日、関税消費税総局(GDCE=General Department of Customs and Excise)のKun Nhim代表は、航空貨物担当部署設立によって密輸などの国境犯罪が減少することを期待していると述べた。
同代表は「航空貨物担当部署が設立されたことで、空路における密輸を防ぐことを期待している。今回、ACCU部署設立に関してGDCEを支援してくれた米国やオーストラリア、日本、カナダには感謝の意を表したい」と語った。
18日、麻薬撲滅組織(NACD=National Authority for Combatting Drugs)のMeas Vyrith事務次官は、NACDは今後もGDCEと協力して麻薬密輸の防止に努めると述べた。
同事務次官は「新たな部署が設立されたことで、密輸の取り締まりは強化されるだろう」と語った。また、昨年以降、NACDは国際連合麻薬犯罪担当部署(UNODC=United Nations Office on Drugs and Crime)と協力しているという。
18日、UNODCのMark Stanley氏は「我々は技術面で密輸防止のためにサポートしていく」と語った。
カンボジア国家警察が発表した報告書によると、2018年において6277件の事件が発生し、1万2541人の容疑者が逮捕されているという。押収された薬物の総重量は500キロだ。
今年1月、プノンペン国際空港でブラジルからコカイン1キロを密輸しようとした疑いで男が逮捕された。
11月には、入国管理警察がプノンペン国際空港を経由して香港に覚醒剤を密輸しようとした容疑で中国人1人を逮捕している。
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