アンコール航空、貨物サービスの運用開始へ

アンコール航空、貨物サービスの運用開始へ
2017年03月16日 00時00分 公開
アンコール航空、貨物サービスの運用開始へ




カンボジア・アンコール航空は初めてとなる貨物サービスをカンボジア国内で開始した。プノンペンとシェムリアップ、シアヌークビルで同サービスを展開するという。

同社でマーケティングを担当しているモリナ氏は今回の新事業である「Angkor Express Go」の開始を明らかにした。

「我が社の貨物サービスはカンボジアで初のサービスだ。サービスの利用は簡単でスピードも速く、多様な物を運ぶことができる。」とモリナ氏は話した。

「主に書類や青果の輸送に注力する。貨物サービスは現在毎日4便運行しているフライトで運用される予定だ。」とモリナ氏は続けた。

さらにモリナ氏は「お客様は3種類のサイズから貨物サービスを選択することができる。一番小さいサイズで400キロの貨物の輸送が可能だ。また一番大きいものでは2トンの貨物の輸送が可能だ。」と加えた。

「通常、空路での輸送は陸路よりコストがかかる。しかし、サービス開始時、我が社は陸路での輸送と同様の価格で航空貨物サービスを展開する。航空貨物では輸送時間が短くなることや輸送品の質を保てること、壊れやすい商品でも輸送可能であること、受取人まで直接輸送することなどの利点がある。」とモリナ氏は話した。

また同氏は、2016年時点でカンボジア・アンコール航空の利用者数はカンボジア人20万人を含め、80万人に到達したと明らかにした。

カンボジア・アンコール航空の貨物部のスーパーバイザーであるヴァタナ氏は貨物サービスは安価でハイクオリティ・ハイスピードのサービスであると話した。「我々は国内の物の輸送を活性化させ、顧客の信頼を勝ち取ることができると確信している」と同氏は続けた。

同氏は同社の貨物サービスは総合的なサービス変更の一つにすぎないと話した。

「最近、我々は航空機の修理と整備業務において、フランス系のエールフランス・インダストリーズKLMエンジニアリング&メンテナンスと協定書の合意をした。さらに我々は週2便、シアヌークビルとマカオを結ぶ新たなルートの運行を開始した。」

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