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<プノンペンの送電鉄塔。 鉱工・エネルギー省のVictor Jona氏は、政府がラオスとの国境からプノンペンまでエネルギーを運ぶための高電圧送電システムを構築すると語った。(写真提供:KT / Chor Sokunthea)>
今週、ラオス首相のカンボジア訪問中に電力取引に関する合意を結ぶ予定だ。
今週締結された予定の合意でカンボジアは近隣国のラオスから2400メガワットを購入することとなる。
鉱業エネルギー省エネルギー局のVictor Jona局長によると、今週の取引は11日に閣僚会議で議論される予定だ。
9日、同局長はラオスのThongloun Sisolith首相がカンボジア訪問中に合意は締結されると述べ、カンボジアがラオスとの国境からプノンペンにエネルギーを運ぶための高電圧送電システムを構築することを計画していると付け加えた。
合意の下で、ラオスから輸入される電力は石炭火力発電所で発電されたものだと同局長は話した。
「電力合意は来週に締結予定だ。 ラオスからStung Treng州、そしてプノンペンまで500キロボルトの高電圧送電線を建設する予定だ」とJona氏は語った。
先週、タイのバンコクで行われたASEANのエネルギー大臣首脳会談の傍らで開催された二国間会議で、電力取引が発表された。
カンボジアとラオスは、エネルギーに関する取り決めに既に合意しており、カンボジアは来年から100MWを輸入する予定だ。
カンボジア政府は、今年初めに電力不足が発生した後、エネルギー部門への投資を奨励している。
先週、タイに拠点を置く再生可能エネルギーの開発および運用を行うPrime Road Alternative社は、Kampong Chhnang州の60MWの太陽光発電プロジェクト入札を獲得した。
アジア開発銀行(ADB)のプレスリリースによると、Prime Road Alternative社はキロワット時あたりわずか3.877セント(約4円)で全国の送電網に電力を販売することができるという。 ADBによると、同地域における最低電気料金になるという。
Electricite du Cambodge社は、土地と送電線へのアクセスを提供している。Prime Road Alternative社は、同社との長期電力購入契約に基づいて電力を供給予定だ。
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