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10日、カンボジアで新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。
ワクチン接種には中国政府が60万回分を無償提供した中国製薬大手シノファーム社が開発したワクチンが使われている。
最初に接種をしたのは、カンボジア国軍の参謀次長でありフンセン首相の長男のHun Manet氏。
Hun Manet氏はカルメット病院で接種をうけ、「自分の身体に新型コロナウイルスの免疫システムがあることに自信を感じている」と話したという。
さらに、Hun Manet氏はカンボジアは友人である中国から提供されたシノファーム社のワクチンに感謝していると話し、両国政府がワクチンの接種開始に向けて最大の努力をしたことに対しても感謝していると続けた。
担当した医師はHun Manet氏に対し、ワクチン接種後はシーフードやアルコールを避けるように助言したという。
一方でフンセン首相は自身のFacebookページで、国民に対してシノファーム社のワクチンを接種するよう呼びかけた。
さらに、ワクチンを接種する最大の目的はウイルスから自分自身を守ることであるため、どの製薬会社が開発したワクチンかは過度に心配しないで欲しいと呼びかけている。
当初、フンセン首相自らが最初に接種をするとしていたものの、中国側からワクチンの対象年齢が18歳〜59歳と伝えられたことから接種を取りやめていた。
ワクチンは7日に中国から特別機でカンボジアの首都・プノンペンに到着しており、引き渡し式にはフンセン首相やWang Wentian中国大使が出席していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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