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<写真:Khmer Times>
6月7日〜8日にかけて、開催された中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の対話構築関係30周年を記念する特別外相会議が中国・重慶で対面形式で開催された。
開催前の中国の報道官は、今回の特別外相会議で議論されることは、新型コロナウイルスへの対応と経済回復、中国とASEANの関係発展と地域の平和と安定について議論されるとしていた。
さらに、中国の官営英字紙「グローバルタイムズ」は今回の特別外相会議ではワクチンパスポートの推進も重点的に扱われると専門家の見方を報道していた。
会議ではワクチンパスポートについて議題が上がったものの、中国・雲南大学国際関係研究院の教授であるBi Shihong氏は、中国とASEAN諸国におけるワクチンパスポートの導入には時間がかかるとの見方を示した。
同氏は、現在ASEAN地域でのワクチン接種率は比較的低く、双方のワクチン接種率が集団免疫を獲得できるとされる「科学的基準」に達した場合にのみ開始できると主張した。
カンボジアでは中国製ワクチンの接種が急速に進んでおり、ASEAN諸国の中では他の国に比べて1歩リードをとっている。
新型コロナウイルスの感染者数やワクチン接種者数などの情報を提供するOur World in Dataによると、カンボジアでワクチンを1回以上の接種回数は497万回で、2回のワクチン接種を完了した人は約220万人にのぼる。
人口における必要回数のワクチン接種を完了した割合は13.4%となった。
カンボジア観光省は今年10月にも、ワクチンを接種した外国人を対象に強制隔離を免除または短縮して、外国人観光客を受け入れることの可能性について調査を進めている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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