首相:居住州の病院で感染者の治療を プノンペンの病院混雑緩和で

首相:居住州の病院で感染者の治療を プノンペンの病院混雑緩和で
2021年10月20日 16時15分 公開
首相:居住州の病院で感染者の治療を プノンペンの病院混雑緩和で

<写真:Khmer Times>

 

フンセン首相は、プノンペン都外の住民に対して、居住地域の病院の治療能力を信用し、新型コロナウイルスの感染者をプノンペンへ搬送しないよう求めた。

クメールタイムズ(電子版)が報じた。

 

19日朝、首相は音声メッセージで、他の州からプノンペンへ新型コロナウイルスの感染患者を搬送すると、予期せぬ事故などにつながる可能性があるとした。

周辺地域から新型コロナウイルスの感染患者がプノンペン都内の病院に搬送されたのが、病院による要請ではなく、感染患者の家族の意向によるものだったことを受け、今回、フンセン首相は声明を発表したという。

 

首相は、感染患者をプノンペンへ搬送している間に交通事故に遭う可能性もあり、それにより感染患者が負傷することや最悪の場合は死に至る可能性も考えられると述べた。

さらに、首相は、医学的な研究によると、空調が効いている車両で感染患者が長距離移動をすると搬送先に到着するまでに容態が悪化するリスクがあると続けた。

 

また、居住地域の病院で感染患者を治療することにより、プノンペン都内の病院の混雑を緩和することができるとしている。

 

 

 

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