カンボジア:オミクロン株感染者増加、亜種へ警戒

カンボジア:オミクロン株感染者増加、亜種へ警戒
2022年01月31日 13時19分 公開
カンボジア:オミクロン株感染者増加、亜種へ警戒

<写真:Khmer Times>

 

28日、カンボジア保健省はオミクロン株の亜種「BA.2」に対する警戒を強めていると現地報道機関が報じた。

 

カンボジアでは、2021年12月14日に最初のオミクロン株市中感染が報告され、その後約1ヵ月半で、同株感染者が386名へと増加している。総感染者数は846人に上り、このうち386人以外の感染者は、プノンペン国際空港、シェムリアップ国際空港、タイ国境を経由した輸入症例となっている。

 

保健省によると、30日に発見された57人のオミクロン株感染者のうち13人は輸入症例で、44人は市中感染であり、今後の増加が懸念されるとしている。

 

また、同省の報道官によると、カンボジアは、オミクロン株の中でもさらに感染力の強い亜種「BA.2」に警戒を高めているという。

 

「BA.2」は、従来株「BA.1」より感染力が強いとされ、検査での判別が難しいため、「ステルス・オミクロン」の名で呼ばれている。英国、スウェーデン、インド、米国で勢力を拡大しており、東南アジアでは、タイ、シンガポール、インドネシアなどで感染が確認されている。

 

現時点では、カンボジア国内で「BA.2」への感染は確認されていないとされている。
 

 

 

 

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