プノンペンでASEAN国防相会議開催、ミャンマー代表も参加

プノンペンでASEAN国防相会議開催、ミャンマー代表も参加
2022年05月18日 13時45分 公開
プノンペンでASEAN国防相会議開催、ミャンマー代表も参加

<写真:Khmer Times>

 

17日、今年ASEAN議長国を務めるカンボジアで、ミャンマー国軍の代表を含む国防高官による3日間の会議(ASEAN国防相会議)が開始された。

来月プノンペンで開催されるASEAN国防相会議(ADMM)には、ミャンマー国防相も出席する予定であり、そのための課題についての議論が行われた。

 

高級事務レベル会合(ADSOM)とADSOMプラスは、「調和のとれた安全保障のための連帯」をテーマにプノンペンで開催されており、全10加盟国の国防高官が出席している。

 

2月に開催されたASEAN外相会議では、軍事クーデターによりミャンマーの代表が出席を禁じられていた。

カンボジアはミャンマー国軍との対話を促すことで緊張緩和を測っており、今回の会議への招待は、こうした取り組みに沿ったものと見られる。

 

17日の会議では、議長を務めた国防省外務政策総局のNem Sowath局長が、今回の会議は来たるADMMの準備であると述べ、ミャンマー国防省のZaw Zaw Soe代表は、重要な会議に招集されたことに謝意を示した。

ホアン・スアン・チエン・ベトナム国防次官率いるベトナム代表団も、他のASEAN加盟国と同様に、カンボジアで2つの重要な会議が開催されることに支持を表明した。

 

18日、ASEAN諸国の代表者らはTea Banh国防相の表敬訪問を行い、その後SEAN10カ国とパートナー8カ国(ロシア、米国、インド、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド)から高官が参加して、ADMMプラス(拡大ASEAN国防相会議)が開催される予定である。

 

今年ASEAN議長国を務めるカンボジアは、ミャンマーの平和を求める取り組みを実行に移す上で大きな役割を果たすとされており、Prak Sokhonn外相は、ASEAN特使に任命されて以来、ミャンマー情勢を打開するため、2度同国を訪問している。

しかし、昨年4月にミン・アウン・フライン国軍総司令官が出席したASEAN首脳会議で合意された「5つのコンセンサス」については、国軍側はほとんど履行していない状態である。

ASEANは2月、民主派との対話を促進するため、昨年合意したコンセンサスに進展が見られないとして、ミャンマーに軍事政権外相の代わりに「非政治的代表者」を派遣するよう要請していた。

 

カンボジア王立アカデミー国際関係研究所のKin Phea氏は、今回の会議に出席しているミャンマー国防省高官を「非政治的代表者」と表現している。

同氏は「会議に出席しているミャンマー高官は政治家レベルでなく、専門家レベルであるため、会議に参加する権利があると考える。ミャンマー代表団の参加はASEANのメカニズムを前進させることに貢献するため重要である。もしミャンマーが出席しなければ、ASEANにとってミャンマーとの関係はより難しいものになる。」と述べた。

 

17日の会議では、ASEAN国防高官らがASEAN国防会議に提出する7つの重要文書を承認した。

会議では、ASEAN-インド関係樹立30周年記念のASEAN-インド海上演習の要請について議論し、原則的に決定した。

詳細な準備のため、会議は専門家会合に引き継がれ、さらなる議論が行われた。

 

 

 

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